SA62 Saddle Dripper(Coral-Shaped Grooves) Black| SA62 サドルドリッパー(コーラルグルーブ) ブラック (コニカルドリッパー用トランジットベース対応)
¥18,300 ($118.10)
SA62 Saddle Dripper(Coral-Shaped Grooves) Black
SA62 サドルドリッパー(コーラルグルーブ) ブラック
(コニカルドリッパー用トランジットベース対応)
Equal Coffeeから、V型01サイズ対応のトランジット《SA62 Saddle Dripper》が遂に登場!
1杯抽出を主戦場にする小型高速ドリッパーです。
ーSA62 Saddle Dripperーとは?
CT62シリーズの新作SA62では、内壁に12本のロンググルーブを配置し、8本の湾曲したショートグルーブは12本のグルーブに接続されます。この構造は、単一方向の縦リブではなく、主流路に対して”副流路”を与える設計となっています。
視覚的には珊瑚の枝に似ていますが、重要なのはそのデザインよりも、流れを複数の方向へ分散し、壁面に沿った水の移動を促すという考え方です。
従来のCT62が「12本のロンググルーブ+12本のショートグルーブ+底部の円周グルーブ」によって、水位変化による流速差の補正や詰まりの抑制を意識した設計であるのに対し、
SA62は「12 long + 8 curved short」という、よりシンプルで流速志向の構成を採用しています。
DragonFly Design Centerが掲げる設計思想は、
“Accelerating the water flow rate and achieving efficient extraction.”
つまり、「流速を高め、効率的な抽出を実現すること。」で、SA62は、その思想を内壁構造そのものに落とし込んだドリッパーです。壁面に複数の流路をつくることで、水の流れをより効率的に導き、結果として流速を高める設計となっています。
ーSaddleー
SA62という名前の「Saddle」は、唐代の三彩陶器に見られる馬の鞍から着想を得ています。外壁には、わずかに反り上がった鞍を思わせる立体的なレリーフを反復して配置。
外側には「Saddle=鞍」
内側には「Coral=珊瑚」
という、二つの異なるモチーフが共存。
ーTransit Baseに対応ー
さらにドリッパー下部にはリング構造を備え、コニカル式の Transit Baseに対応。
通常のPour-overだけでなく、Transit Baseと組み合わせた浸漬式の抽出にも展開できるようになっています。
速い流速、分岐する流路、そして、外観と内部構造の双方に込められたデザインストーリーがあります。
ーEqual Coffeeからのコメントー
SA62の価値は、単に「速く落ちるドリッパー」であることではなく、流速を生むための構造が、かなり明示的に設計されていることにあります。
一般にコニカルドリッパーの抽出では、湯量、粉層の厚み、粒度、注湯速度、ペーパーの透水性、そしてドリッパー内壁とペーパーの接触状態が、最終的な流速と接触時間に影響します。つまり、ドリッパーのリブやグルーブはただのデザインではなく、水と空気の逃げ道をどう確保するかという流体設計の一部です。
SA62の本質は、単なる高速ドリッパーではなく、流速と接触時間を分けて設計できる点にあると思っています。内壁には12本のロンググルーブと、珊瑚の枝のように8本の湾曲したショートグルーブを配置し、この副流路は12本のロンググルーブに繋がっています。メーカーはこのCoral Grooveについて、流速を高め、効率的な抽出を実現するための構造と説明しています。
この湾曲グルーブはただのチャネリング対策というより、副流路として水の逃げ道を増やしながら、コーヒーが載ったフィルターの接地状態と空気の抜け方、さらには微粉による流路閉塞の抑制にも作用すると考えています。
つまりSA62は、出口を大きくして速くするのではなく、またCT62とは異なる方法でドリッパー内壁の「水と空気の通り道」を再設計することで、結果として流速を引き上げようとしたドリッパーだと考えています。
ここにTransit Baseを接続すると、SA62は透過式だけでなく浸漬式にも対応します。つまり、抽出前半ではバルブを閉じて接触時間を管理し、任意のタイミングで開放して、その後はSA62本来の高速流下を利用することができます。
Equal Coffeeでは、特に興味があるのは、BioBrew FASTとの組み合わせです。
SA62がドリッパー側で流路を確保し、BioBrew FASTがフィルター側で高い透水性を持つなら、両者を組み合わせることで、抽出システム全体として流速を高めることができます。
ただ「速いフィルター × 速いドリッパー」という話ではなく、
重要なのは、流速に余裕があることで、”レシピ設計の自由度が増える”ことです。
例えば、より細かい粒度を使う、注湯回数を増やす、湯温を変える、攪拌を加えるといった操作をしても、抽出時間が極端に長くなりにくいため、
速い流速はゴールではなく、抽出設計の余白を作る手段として捉える方が正確かと思います。
高速流下とは、抽出を急ぐためのものではありません。
流速に余裕を持たせることで、接触時間を意図的に配分できる。つまり、抽出時間を受け身で決められるのではなく、こちらから設計できるようになります。
透過する、止める、浸漬する、解放する。
SA62は、この4つの状態をひとつの抽出システムとしてバリスタが管理できるドリッパーです。
流路、接触時間、透水性を個別に考えるのではなく、抽出全体をひとつのシステムとして設計できる最新式のドリッパーだと考えています。
*Tri-Spin FS Flat TransitのBaseとは規格が異なるため互換性はございません。
*Equal Coffeeは、日本国に於けるDragonFly Design Centerの唯一の正規販売店です。
*食品分析検査済。並行輸入品、並行輸入業者、転売業社等にくれぐれもご注意ください。
*ドリッパーと土台を取り付ける際は、ドリッパーをシリコンの土台の奥へグッと押し込むようにして取り付けてください。奥まで押し込むことでドリッパーがしっかりと固定される仕様です。

